昔からメダカは親しみのある魚でした。その頃、日本に多く生息していたのは、ひめだかや黒めだかなどです。しかし様々な環境の変化によって、絶対数が少なくなり絶滅危惧種に記載されるほど激減しました。そこで自然の中だけでなく、一般家庭でもメダカそのものが存在できるような方法やメダカの生態研究を始めました。 メダカは一年間に三世代の世代交代を繰り返します。幾年かの時間をかけ、五十世代以上ものメダカを育成研究。その中で色の変化の定着に着目。その結果、赤や黒、ピンク、紫という美しいメダカを父と共に開発することができました。 元来、メダカは突然変異しにくい魚です。進化の少ない魚で、種類も少なく体型に変化もない、不変のものとした大切な生き物です。昨今は不用意な掛け合わせによる突然変異と称した違法的な改良がおこなわれているようですが、それは生態系を脅かす危険な行為と言えるでしょう。多くの人が行っているように、正しく楽しく、観賞用として飼育をしていただけるのが、本来の姿かと思われます。
【過去にNHKで紹介された動画はコチラ】
開発のプロセスにおいては、自然の中での環境変化を基本とし、生態を活性しつつ改良を行います。メダカの改良においては、生態環境を操作することのみで、魚の変態を利用し、様々な変化を確認。さらには色の変化も調査したうえで、擬態色として黒色因子が定着しやすいことを突き止め、その部分を強化。50世代ほどの世代交代を記録し、メラニン色素の定着を促し、DNAレベルで不変の黒色のメダカを開発。それが小川ブラックです。
小川ブラックは環境の変化があっても、黒色の因子が減少することはなく、その個体自体の色素が抜けるなどの色の変化はありません。
※小川ブラックは特定の販売店でしか取り扱いがございません。
商標登録第5987101号
特定販売店:リミックス(愛知県)
http://remix-net.co.jp/